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【提案】経理に負荷をかけない新しい管理会計

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目次

市場環境や消費者の嗜好、競合社の動向は日々変化しています。経営層がそうした変化と経営の問題点を的確に認識するためには、経営上の数値をタイムリーに把握することが重要。その上でこそ、改善のためのアクションを起こすことができるのです。

経営層を含む組織全体で数値を把握できる仕組みを、経理部門に負担をかけないよう少ない工数で作る利益管理システムが「秒速決算」。現役の公認会計士/税理士が、社外役員や顧問を務めた企業で1000回以上の経営会議に参加し得た知見を基に開発した、「稼ぐ力」を高めるための仕組みです。

低コストで数値把握を迅速化する利益管理ツール「秒速決算」とは

秒速決算
手軽にタイムリーに経営判断のための数値を迅速に把握

税務申告や会計情報開示のための「財務会計」は年次で実施しつつ、経営判断の材料にすることを目的に社内のさまざまなデータを収集・分析する「管理会計」を月次で実施している会社は多いでしょう。

しかし、月次会計が必ずしも「タイムリー」だとは限りません。貸借対照表や損益計算書など年次の財務諸表を正確に作成できるようにすることを意識すると、月次会計も集計までの時間がかかりすぎて「役立たず」ということになってしまいます。

一方で、迅速な数値把握をすることを至上命題にしたことで、財務・経理部門に過大な負担がかかってしまっては、会社全体のパフォーマンスを下げてしまいます。そこで、営業などの現場担当者が直接データを入力し、ツールの力を使って集計、数値を全社でタイムリーに把握できるように設計された利益管理システムが「秒速決算」です。

主な仕組み

会計処理は経理部門が社内の各事業分野から数値を集めて集計するのが一般的ですが、秒速決算では、発生した数値に近い担当者や責任者に直接入力してもらうことが大きなの特徴です。現場社員に直接集計してもらうことで、迅速な会計処理が可能になります。

また、集計する数値も「営業利益」に絞ります。会社に最終的に残る利益を示すのは「当期純利益」ですが、会社が儲かっているのかどうかをスピーディに知るための指標としては、本業で得られた利益を示す営業利益で十分に目的を達することができるのです。 秒速決算の導入の際は、営業利益は測定可能な単位に細分化し、それぞれに責任者を配置。責任者は、営業利益の勘定科目ごとに担当者を置き、担当者が集計した数値を直接入力していきます。

タイムリーな数値の把握が目的のため、現場の担当者が集計し入力する数値は「ある程度」正確であれば構いません。ある程度の誤差を許容し、スピーディな管理会計の実施を優先しているのです。

導入するメリット

稼ぐ力の底上げに

タイムリーな数値の把握が可能になることこそが、何よりも秒速決算のメリットです。遅くとも月末までには当月の営業利益の集計が可能。締め日から集計まで10日以上かかることもある従来の月次会計に比べると大幅に迅速化でき、よりスピード感を持った経営判断が可能になります。

秒速決算では「活動単位」と呼ばれる事業部門ごとの損益も把握できるため、どの分野がもうかっていないかも素早く確認することができます。もうかっていない部門の事業に将来性を見込むことができなければ、思い切ってその事業から撤退したり、他社に譲渡するなどして、もうかる分野に集中することも有効な手です。こうした大きな経営に関する判断においても、秒速決算による数値が重要な役割を果たすことになります。

また秒速決算の数値は、経営者だけでなく社員にも共有されるので、社員の数値管理能力の向上に寄与します。さらに部門責任者が自部門の損益を素早く把握でき、経営者と同じ情報をベースにした議論をすることが可能になります。組織全体で予実の乖離が把握できることも含め、会社全体の「稼ぐ力」の底上げにもつながります。

スマートフォンですぐ確認

秒速決算のツールは導入が簡単な上、操作が簡単です。スマートフォンでも、細かい部門まで数値を確認することができます。

中小企業から大企業まで、規模に合わせた低コストでの運用可能。導入する組織の階層の数や、階層ごとのユーザーの数にもよりますが、月額5,500円(税込)から利用可能です。サポートも充実しています。

デメリットはあるのか

デメリットもないわけではありません。あくまで「経営判断のための数値を迅速に把握する」ことを目的としたツールであり、その目的のための機能に限定されているため、企業会計のための幅広い応用は望めません。またオンラインツールのため、セキュリティ上のリスクが完全にないとまでは言い切れません。データの互換性も、集めた数値をExcel表として出力できること程度に限られます。

それでも、管理会計を従来よりも大幅にスピードアップし、「社内の状況を素早く把握する」ことでタイムリーな経営判断をしたい経営者にとって、秒速決算は有能なツールだと言えるでしょう。

「秒速決算」を活用した経営改善事例

経営改善事例
株式会社KMS/KMS経営会計事務所 代表 川崎 晴一郎 氏(税理士・公認会計士)
株式会社KMS/KMS経営会計事務所
代表 川崎 晴一郎(公認会計士/税理士:東京税理士会所属)
利益管理ツール「秒速決算」の開発者より

秒速決算は「経営判断のための数値を迅速に把握する」ことを目的とした利益管理ツールです。導入も操作も簡単で、スマートフォンでも、細かい部門まで数値を確認することができます。
秒速決算の数値は、経営者だけでなく社員にも共有されるので、社員の数値管理能力の向上に寄与、部門責任者が自部門の損益を素早く把握でき、経営者と同じ情報をベースにした議論をすることが可能になります。組織全体で予実の乖離が把握できることも含め、会社全体の「稼ぐ力」の底上げにもつながります。

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本サイト監修企業である株式会社KMS(代表:公認会計士/税理士・川崎 晴一郎)は、企業の経営において、業績や財務体質の改善支援などのアドバイザリー業務を行っています。これまでに100社以上の会社において、1,000回以上の経営会議に参加し(2024年5月調査時点)、中小企業の経営者の幅広い課題に向き合ってきました。関連事務所としてKMS経営会計事務所を運営しています。

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