事例1~緻密な経営判断をスピーディに
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本サイト監修・株式会社KMSがコンサルティングを行った企業の事例を紹介します。現状危機的状況ではないものの、テコ入れや改善の必要性を感じて相談されたケースです。
経営判断をスピーディにし、バランスの良い利益体質にしたい
- 業種…システム開発受託
- 売上高/従業員数…約8億円/61名
相談内容
経理が締まるのが遅くて経営判断が遅くなってしまう。粗々ざっくりでもいいので、プロジェクトごとのタイムリーな利益管理ができるようになりたい。
利益が少ないプロジェクトにはなるべく工数を掛けたくない上、必要に応じてタイムリーな追加請求の交渉をしたいと思っている。逆に、利益が多いプロジェクトにはより品質をよくするための追加投資をして顧客満足度を上げていきたい。それらの判断をタイムリーにすることで、バランスの良い利益体質にしていきたい。
対策・実現できたこと
タイムリーな利益管理を可能とする仕組みの構築によって、各プロジェクトに従事する社員が、それぞれのプロジェクトの貢献利益(売上ー直接費)をタイムリーに算定できるようになった。来月、再来月の予測値までタイムリーに集計できるようにもなり、未来の利益水準を把握した上での「今」の判断も可能となった。
数値の変化
- 売上高…8億円→8.5億円
- 営業利益…0.6億円→1.9億円
店舗ごとの利益把握ができる体制を構築したい
- 業種…エステサロン、美容系商品の販売
- 売上高/従業員数…約30億円/282名(アルバイト等含む)
相談内容
店舗ごとの利益把握ができる体制を構築し、適時のテコ入れや、出退店の判断をしていきたい。店舗数が多く、それぞれに適切なマネジメントを施したいのに、その判断基準となる店舗別のP/Lの精度が低い(或いは出て来ない)状況だった。
対策・実現できたこと
店舗別P/Lを正確に行うためのルール作りなどにより、店舗別の利益をタイムリーに集計できるようになった。また、店舗別の利益計画の策定により、集計した利益に対する評価も可能となり、高評価、テコ入れ、撤退などの判断も容易にできるようになった。
数値の変化
- 売上高…30億円→32億円
- 営業利益…0.2億円→3.3億円

代表 川崎 晴一郎
(公認会計士/税理士:東京税理士会所属)
当社にご相談いただく会社様の多くは、継続的な赤字だったり、資金繰りが回らなくなったりした「後」で対策を講じているのですが、その前に手を打っておけばこんなひどい状況を回避できたのにと、私達は常々思っております。
上記の例は、「事前」に手を打とうとした危機感の強い会社様の良い例です。漠然と「もっと利益体質は改善できるかも」と思っている段階でこそ、財務体質を強化できるチャンスがあります。ご相談はお気軽にいただければと思います。
本サイト監修企業である株式会社KMS(代表:公認会計士/税理士・川崎 晴一郎)は、企業の経営において、業績や財務体質の改善支援などのアドバイザリー業務を行っています。これまでに100社以上の会社において、1,000回以上の経営会議に参加し(2024年5月調査時点)、中小企業の経営者の幅広い課題に向き合ってきました。関連事務所としてKMS経営会計事務所を運営しています。
経営に関するお悩みや課題は、早期に原因を特定して対策を講じるのが鉄則です。火種が小さいうちに専門家に相談するのが解決への近道です。対面、オンラインともに無料相談を行っています。(初回30分まで)