事例2~将来を盤石にしたい
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本サイト監修・株式会社KMSがコンサルティングを行った企業の事例を紹介します。現状危機的状況ではないものの将来の不安を減らすために、テコ入れや改善の必要性を感じて相談されたケースです。
健全かつ盤石な財務体質を作り上げ、将来の不安を減らしたい
- 業種…日用品商社
- 売上高/従業員数…約7億円/28名
相談内容
現状で苦しいと感じていないが、もっと利益を増やして健全かつ盤石な財務体質を作り上げていきたい。銀行から億単位の融資を受けており、社長自身が連帯保証に入っているため、漠然とした将来の不安で眠れないこともある。もっと利益を増やして健全かつ盤石な財務体質を作り上げることで、将来の不安を減らしたい。
対策・実現できたこと
利益体質の強化に向けて、利益を増やすための取り組みを事業部ごとに検討し、部長レベルまで浸透。社長が安心する利益水準に達するように計画を作った後は、各週の数値報告会議により、予算の達成状況をタイムリーに把握するとともに、新アクションを確認し合うことで、各部門ごとの予算利益の達成度が向上。その結果、規模も年々拡大していった。
数値の変化
- 売上高…7億円→120億円
- 営業利益…0.1億円→25億円
負け商品を勝ち商品へとシフトさせたい
- 業種…商品の企画・製造・販売
- 売上高/従業員数…約18億円/42名
相談内容
販売する商品のラインアップが増えてきたが、それぞれの商品でもっと儲かるようにしたい。勝ち商品と負け商品がある状態であり、負け商品にテコ入れしてもっと伸ばしたいが、手数が足りず戦略が甘い状態である。何とかして負け商品を勝ち商品へとシフトさせたい。
対策・実現できたこと
利益・財務体質強化が本質的な目的であったため、その実現に向けたプランを策定。会社の当初の目論見とは異なる戦略となったものの、逆にそれが奏功し利益拡大につながった。期末までの予測値までタイムリーに集計できるようにもなり、未来の利益水準やキャッシュポジションを把握した上での「今」の判断も可能となった。
数値の変化
- 売上高…18億円→40億円
- 営業利益…0.2億円→5億円

代表 川崎 晴一郎
(公認会計士/税理士:東京税理士会所属)
経営資源は限られていますから、経営活動(事業など)は取捨選択していく必要があります。どの活動を伸ばし、どの活動をテコ入れし、どの活動を止めるのか。「今」のその選択が将来の利益体質を大きく変えます。経営判断のためにはそれぞれの活動の「成果の見える化」が必須です。まずはそのための体制を作りましょう。
社長の戦略は多くのケースで正しいですが、時にはもっといい方法があるかもしれません。適切な「戦略の選択」が多くの場合で重要となるのは言うまでもありません。
例えば上記の2番目の例の場合、当初の戦略がうまくいかず、当社と壁打ちして見えた別の戦略に切り替えたことで、大幅な業績の飛躍に繋がりました。
「戦略の選択」で成果は大きく変わります。儲かっている時こそ、業績の飛躍幅は広がります。そのために何をしていくべきでしょうか。当社でご支援できることがあるかもしれません。ご相談はお気軽にいただければと思います。
本サイト監修企業である株式会社KMS(代表:公認会計士/税理士・川崎 晴一郎)は、企業の経営において、業績や財務体質の改善支援などのアドバイザリー業務を行っています。これまでに100社以上の会社において、1,000回以上の経営会議に参加し(2024年5月調査時点)、中小企業の経営者の幅広い課題に向き合ってきました。関連事務所としてKMS経営会計事務所を運営しています。
経営に関するお悩みや課題は、早期に原因を特定して対策を講じるのが鉄則です。火種が小さいうちに専門家に相談するのが解決への近道です。対面、オンラインともに無料相談を行っています。(初回30分まで)