「よろず支援拠点」の経営改善
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中小企業や小規模事業者にとって経営上の悩みはつきものであり、その内容にはさまざまなものがあります。そんな経営者の悩みを解決すべく国が設置した相談所「よろず支援拠点」について、相談できる内容や頼れるポイントなどを紹介します。
よろず支援拠点の経営相談とは
幅広い相談に対応
よろず支援拠点ではさまざまな経営上の悩み相談に対応しています。具体的には売上拡大や経営改善・事業再生、創業、事業承継、廃業、再チャレンジなどあらゆるフェーズの悩みを相談することが可能であり、相談できる企業は従業員5人以下の小規模から300人超の大規模まで多岐に亘ります。さまざまな分野の専門家が相談対応を行うからこそ色々な角度からのアドバイスを受けることもできます。
無料で相談に乗ってもらえる
弁護士や公認会計士などのいわゆる「士業」に相談する場合、1時間でいくらという相談料を請求されることがあります。しかしよろず支援拠点は国が設置している機関であることから、あらゆる相談に何度でも無料で対応してもらうことが可能です。相談費用が捻出できないような資金繰りの苦しい状況であっても相談することができます。
エリアや業種を問わない相談対応
よろず支援拠点は全国47都道府県すべてに設置されているため、どのエリアで事業を営んでいても業種を問わずに相談・利用することが可能です。また、中小企業や小規模事業者だけでなくNPO法人や一般社団法人、社会福祉法人など中小企業・小規模事業者に類する事業者の方や創業予定の方でも相談することができます。
よろず支援拠点は融資で頼れる
よろず支援拠点では直接的な融資行為はしていませんが、効果的な借入方法についての提案・案内などを受けることは可能です。
出店を中心とした成長戦略を実現
新規出店のための資金が準備できず苦戦していた事例では、よろず支援拠点が資金繰り表の作成支援や金融機関への申し込みサポートを行ったことにより出店を実現しました。その後はキャッシュフロー推移を把握できる計画書による予算管理を提案したとともに、資本性劣後ローンの活用提案も実施。結果として更なる出店・拡大を実現し、成長企業として評価される規模にまで発展しています。
債務整理と新規調達を実現
61歳で一念発起し会社経営を始めた経営者の事例では、ヒット商品を生み出しても設備資金の資金調達に苦戦するという経営課題を抱えていました。資金繰りも厳しい状況にありましたが、金融機関や支援機関との交渉を重ねて支援を勝ち取り、既存債務の整理と新規資金の調達に成功し、事業承継も含めた事業の発展に取り組める環境を実現しています。
一人で抱えず相談を
事業運営や企業経営を行う以上、悩みはつきものです。経営課題は一人で悩んでいても解決しないことが多いので、重たい悩みであればあるほどプロに相談することをおすすめします。専門的知見から的確なアドバイスを受けられるかもしれません。